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歩兵大隊 対戦車防御
パート2:ドイツ軍偵察行動
このことの内容に取り掛かる前に簡単なポイントを2つ。
1、このチュートリアルは、、BTSフォーラムに書き込まれた偵察論議への回答、挑戦、続きでは全くない。それを求めているものは今すぐ読むのを止めるべきだ。
2、また、ドイツ軍偵察技術の史実エッセイとしても役に立とうともしていない。だが、「偵察戦闘」について論議する際に、ドイツ軍マニュアルや史実資料の中でここに論議する関連物にしばしば言及する。私はドイツ軍TTPの専門家などではないし、そのように自分自身を演じようともしない。
このチュートリアルと次のものはドイツ軍観点から見ており、パート1で述べた米軍防御に対する攻撃の計画過程について論議するつもりである。このチュートリアルの焦点は、装甲擲弾兵連隊が攻撃計画を発する前に行なうであろう情報収集行動の論議である。
最初に少し背景を見てみよう。軍事史のいかなる学生でも東洋と西洋間の理論に大きな相違を知っている。たいていの東洋の軍隊(主要国を挙げるとソビエト、中国、日本、北朝鮮、北ベトナム)が、他のものよりも常に大量に持っている資産、それは人民だ。だから彼らの理論とTTPが集団の使用にいつも集中しているのが理解できる。
強化線に対する東洋式攻撃方法は、俗に言えば、庭の車道にあるホースの開栓に最もうまくたとえることができる。(私に対する批判の多くが、これは過剰に単純化しすぎだ、とかまびすしいのはわかっている。誰もこんなへんてこに思いやしない)水がコンクリート上をあふれ出すように最も抵抗が少ないところを探し出す。道沿いの土手に流れ込み、ある水は泥になったり吸い込まれたりする。だが、次々に水はやってきて水全体の重さが経路を探し出す流れとなり、それが可能となるまで続く。ついには自重によって道路へたどり着くのだ。
東洋式戦争方法は常に単純原則に従う。敵に多数の人数と多数の物資をかけるので、敵は戦闘力の海に沈み対抗することはできなくなる。東洋の指揮官がおろかとか注意散漫だからではなくて、単に資産、戦力を持っているのにそれを利用しない手はないからである。戦線を崩さないように敵が戦力を引き下げるので、敵の前線のどこかに突破口となるところがあり砕け散る。
寄り道になるが興味深い話がある。反撃方法に関する研究として、朝鮮やベトナムにある程度アメリカがかかわった報告書を挙げる。当初、米軍は常に人海を前にして退却、前線を崩さぬように努めていた。このため、戦争初期の釜山外郭陣地への退却および次の冬の中国猛襲以前の大撤退となった。しかし、そのとき米軍と同盟国は迅速抵抗原則を採用し中国軍の流れを友軍陣地に導いた。最後に残ったものは敵攻撃部隊の後ろの一連の中隊および大隊陣地であった。そのとき米軍は空軍力、砲兵そして中国軍突撃隊形を撃破する強力な反撃を頼りとした。補給線が部隊背後にとどまっている米軍に脅やかされて、中国軍は伸びきったのを悟った。結果はおびただしい中国軍戦死者となり、同様の理由、戦略的・政治的膠着状態によって24ヶ月間に100万人を軽く越す。ベトナムからも多数の例があって、北ベトナム軍をおびき出す方法として孤立した基地を使い平坦地での戦闘で撃破することができた。
ソビエト軍は、戦争のオペレーション技術を最高級に極めたことでその名を長く記している。これは、莫大な人数と資材を日々扱ってきたためだと理解できる。ドイツ軍指揮官が渡河を成し遂げるために1個機甲師団を使ったとしよう。ソビエト軍なら同様の渡河を行なうのに指揮下の1個装甲軍団を使っただろう。方策にかなり違いがあるということを徹底して明白にしておくべきだと思う。
車道の水の例に戻ろう。今度は西洋式観点だ。西側は、くみ出すような潤沢な大人口を全然持ってなかった。その兵員プール作成の正確さは1ガロンバケツ単位であろう。バケツを満たして、車道の上に水たまりとする。吸い込まれたり泥になるまで流れるが、通りにまでは行かない。後ろから押し込む重みが無く、吸い込まれたり後ろに残ったものを補充するほどの着実な水量が無い。
そのため西洋が開発しなければならなかったことは、突破を行なう特定の地点に巧妙かつ結集した戦闘力を多くすることに頼った理論である。車道に戻ると、バケツからの水量で通りにまで届かすには、良いルートをより多く探らねばならず、水をまけるにはいかにしてどこを、ということを立案し、ルートをいくつか準備して助けてやる必要すらあるかもしれない。繰り返しになるが、東側は攻撃を指揮する時に偵察を使わないとか計画しないとか言っているのではない。だが偵察するときに幅広く使うのである。
巧妙な連携、戦力の集中および計画を完璧になすために、米陸軍は9つの戦争原則を突き止めた。WW2以降の米軍理論が常にドイツ陸軍の影響を多大に受けてきたと強調することは、ここでは大切であろう。私は、この小論にもっと適切な原則を定義するのに時間をかけてきた。
1、目標:軍事作戦は全て、明瞭に定義され、重要であり、かつ達成可能なる目標に向かうべきである。これは軍団長と同様に小隊指揮官にも当てはまる。CMではこれは3つの勝利地点の中の一つかもしれないし地図盤から本隊を単に脱出させることかもしれない。キーワードは重要かつ決定的。見過ごしされがちである。
2、攻撃的:主導権を取り、保持し、展開せよ。これが成功する鍵であり、時には保安といった他の原則を犠牲(たとえば主導権を取るために戦闘力を集中すればどこかが危険になる恐れ)にしてでも行なわざるをえない。
3、集団:重要な地点および時期に戦闘力で圧倒せよ。強力であれば良くなる。これを「最大の数で第一番に」と混同するな。戦闘力の集団とは単なる数のことどころではない。
4、部隊の経済:部隊を防御せよ。価値のないものや目標達成に不必要なもので任務を無駄にしてはならない。主力戦闘行動に含まれる部隊数を最大限にし、副次任務の部隊数を最小限に保て。言い換えれば、側面が1個小隊で有効に混乱させられるなら、1個中隊も送ってはならない。
5、運用:常に有利な位置から敵を攻撃することに焦点を置いたり、防御時には敵を味方の戦力地点に招き寄せろ。
6、指令の統一
7、保安
8、奇襲
9、単純化
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